分析機能ガイド
Kouroの分析機能を使って、貿易データを多角的に分析する方法を解説します。トレンドの把握、国・商品間の比較、市場シェアの把握などが可能です。
トレンド分析
ダッシュボードまたは分析ページで、特定の期間における貿易の推移を確認できます。
表示されるグラフ
- 折れ線グラフ: 輸出・輸入額の月次推移
- 累積グラフ: 年間累計の推移
- 前年比グラフ: 前年同期との比較
グラフにカーソルを合わせると、詳細な数値がツールチップで表示されます。
比較分析
分析ページで、複数の国や商品の貿易データを並べて比較できます。
比較の種類
| 比較タイプ | 説明 | 用途例 |
|---|---|---|
| 国比較 | 複数の国の貿易額を比較 | 主要貿易相手国の市場シェア把握 |
| 商品比較 | 複数のHSコードの貿易額を比較 | 商品カテゴリ別の輸出入構成確認 |
| 期間比較 | 異なる期間のデータを比較 | 年ごとの成長率確認 |
構成比分析
円グラフやツリーマップで、貿易額的構成比を視覚的に確認できます。
- 国別の輸出・輸入シェア
- 商品カテゴリ別の構成比
- 港湾別の取扱量シェア
トレンド予測(Pro機能)
Proプランでは、AI予測機能を使って将来のトレンドを予測できます。
- 過去データに基づく予測値の表示
- 異常値の検出
- 市場機会の提案
数値指標と数量単位について
分析画面では「金額」「数量」「単価」の3つの指標を切り替えて表示できます。
- 金額(千円): 輸出入の取引金額です。単位は千円(1,000円単位)で表示されます。
- 数量: 取引数量です。単位は品目(HSコード)ごとに異なります。財務省が各品目の性質に合わせた単位を定めており、例えば自動車は「台」、穀物・豆類は「T(トン)」、衣類・繊維類は「KG(キログラム)」、石油製品は「KL(キロリットル)」、集積回路は「個」などが割り当てられています。
- 単価(円/単位): 1数量単位あたりの取引金額で、「金額 ÷ 数量」で算出されます。単位は品目ごとに異なるため、異なる品目間での単価を直接比較する際にはご注意ください。
グラフ上で品目を切り替えると、数量・単価の単位も連動して変わります。各品目の数量単位はHSコード一覧ページでも確認できます。
数量単位一覧(全14種類)
| コード | 単位名 | 概要 | 代表的な品目例 |
|---|---|---|---|
KG | キログラム | kg | 機械部品・自動車部品・化学品・食料品など全般 |
NO | 個・台・本 | 個数(整数単位) | 乗用車(87類)・電子機器・光学機器 |
MT | メートルトン | 1,000 kg | 石炭・化学品・古紙(47類) |
GR | グラム | g | 金・白金など貴金属(71類) |
GT | グロストン | 船舶の総トン数 | 貨物船・タンカー・旅客船(89類) |
CM | 立方メートル | m³ | 原木・製材など木材(44類) |
SM | 平方メートル | m² | 写真フィルム・感光材料(37類) |
L | リットル | L | ウイスキー・酒類・飲料(22類) |
TH | 千個 | 1,000個単位 | 集積回路・トランジスタ(85類) |
ST | 台 | セット | 大型トラック・バス(87類) |
CT | カラット | 0.2 g = 1 ct | ダイヤモンド・エメラルドなど宝石(71類) |
PR | 組・対 | ペア(1対) | 靴・手袋など対の製品(64類) |
M | メートル | m | ロールフィルム(37類) |
KL | キロリットル | kL(1,000 L) | 石油製品(27類) |
分析結果の活用
活用シーン
- • 市場調査レポートの作成
- • 新規事業の市場性評価
- • 既存事業のパフォーマンス分析
- • 競合他社との比較分析
- • 取引先企業の市場動向把握
Proプランの機能
Proプランでは、以下の高度な分析機能が利用可能です:
- • 地図による貿易フロー可視化
- • 業界ベンチマーク・市場シェア分析
- • AI予測分析・異常値検出