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分析機能のフルガイド — トレンド・ツリーマップ・サンキーで自動車輸出を読み解く

2026/5/15Kouro Team

分析ページにトレンド・ツリーマップ・サンキー・比較・予測の各ビューを揃えました。本稿では各ビューを「2024年の自動車輸出 22.8兆円(HS 87)」という具体例で使い分けてみます。

トレンドビュー — 「いつ伸びたか」を見る

HS 87 の月次推移を 2022〜2024 の3年で重ねると、2023年中頃から対米輸出が急伸し始めた構造が一目で分かります。年間値で見ると米国向けが 2022 年 5.63兆円 → 2023 年 7.15兆円 → 2024 年 7.50兆円 と段階的に拡大。同期間に対中輸出は 1.63 → 1.43 → 1.39兆円と微減しています。

金額・数量・単価の3軸切替で、金額の伸びが「量で稼いだ」か「単価で稼いだ」かを区別できます。

ツリーマップ — 「何が大きいか」を一目で

2024 年の輸出 96.4兆円を HS2 別にツリーマップで描くと、トップ3(HS 87 自動車 22.8兆 / HS 84 機械 18.9兆 / HS 85 電気 14.7兆)が画面の左上を支配します。HS 90(精密機器、5.3兆)と HS 72(鉄鋼、4.0兆)が次集団。これだけで日本の輸出ポートフォリオの集中度が把握できます。

サンキーフロー — 「品目 × 国 × 港」の3階層

サンキーは「HS 8703(乗用車)→ 米国・中国・豪州 → 名古屋・横浜・神戸」のように、3ステップの流れを帯で可視化します。乗用車輸出 16.2兆円のうち、米国向け 7.5兆円が圧倒的に太い帯となり、その大半が名古屋港経由(名古屋税関の 2024 輸出 15.7兆円のかなりの部分が自動車)であることがフローで分かります。

比較ビュー — 期間 vs 期間、または国 vs 国

「2022 H2 と 2024 H2 で対米輸出 HS 87 はどう変わったか」を左右に並べて差分%で表示できます。たとえば 2022 年 5.63兆 → 2024 年 7.50兆 は +33%、対豪州は 1.16 → 1.60兆で +38%。同じツールで「米国 vs 中国(同じ品目)」のような国比較もできます。

予測ビュー — シンプルな線形・指数モデル

過去 36 ヶ月をもとに、次の 12 ヶ月の輸出入推移を予測します。モデルは線形回帰・指数平滑・季節調整から選択可能。あくまで「過去傾向がそのまま継続した場合」の参考値として、社内のターゲット設定や予算策定の出発点に。

全ビュー共通の使い方

  • 上部のフィルター(HSコード / 国 / 港 / 期間)はビュー間で保持されるので、同じ条件でビューを切り替えるだけで多角的に見られます
  • 左サイドの数値フィルター(金額・数量・単価のヒストグラム)でアウトライヤーや極端な月を除外可能
  • 結果は CSV / Excel / PDF でエクスポート

実際の操作は分析ページで。HS コードや国・港を変えるだけで、上記のサンプルと同じレベルの分析が任意の品目で可能です。